富松原風景マップ作者  −井上眞理子(尼崎探訪家・イラストレーター)−

 尼崎市出屋敷生まれ。 阪神電車の踏み切りのカンカン鳴る音と三和市場の威勢のいい売り声を子守唄に育ちました。先日長野県知事の田中康夫さんが白井市長さんに、「武庫之荘の住民の声ばかりでなく、出屋敷のおばちゃんの声の方を聞かないといかん」と言ったそうですが、まったく同感です。
 最近は、ヤミ市復元図制作や尼イモのなぞ解明に没頭中。尼崎を中心に、あちこちの街と人々の歴史を調べ歩いて神戸史学会の『歴史と神戸』に「聞き描き ありし日のまちと暮らし」と題して連載させていただくなど、あちこちで発表の場をいただいています。
 『歴史と神戸』第42巻第1号(通巻236号、2003年2月)には「聞き描き ありし日のまちと暮らし」の第6回として、「中世の富松城跡と原風景マップ」と題する文章を書かせていただきました。原風景マップに、展示会で寄せられた思い出などを書き加え、更に水路を詳しく描きこんだマップを新たに描いて掲載していただいてます。